設定資料




第1話

戦艦「扶桑」
 大神が配属されていた戦艦。
 実在の戦艦。性能・プロフィール等も作品中通り。

帝都大戦
 「サクラ大戦」中の戦いの総称。
 まさか「サクラ大戦」という名称で呼ぶわけにもいかないので、創作しました。もちろん、某小説は頭にありましたが(笑)


第2話

花やしき支部
 「サクラ大戦」中のあやめの日記から、紅蘭が花やしき支部長代理になると推測しました。

霊子カノン砲
 紅蘭機が使う武装の名称。
 長距離&広範囲の攻撃であることから、カノン砲の呼称を使ってみました。

黄泉兵(よもついくさ)
 新しい降魔。
 古事記にある「黄泉軍勢(よもついくさ)」からきています。同じく古事記にある「黄泉醜女(よもつしこめ)」はさすがに出せなかった(^^;

鬼雷砲
 電撃攻撃装置。
 一つ一つの攻撃能力もさることながら、複数の同時使用で攻撃能力を高めることができる。という設定。
 名称は同名の力士からいただきました(^^;

花小路伯爵
 「サクラ大戦」では

 ・大神に辞令を渡した
 ・伯爵
 ・政府要人
 ・帝國華撃團(米田)と政府(総理)との間にたっている

 ということがわかります。また、帝國華撃團が政府直轄ということがわかっているので、作中のような設定にしてみました。
 大神の祖父との話は、花小路伯爵と大神は以前からの知り合いのような雰囲気であったことと、総理でも海軍でも閣僚でもなく、伯爵自身で辞令を大神に直接渡していることから、設定しました。

大神一彦
 大神の祖父。
 花小路は名字から旧貴族の出でああろう。一方、大神は士族出身であると考えられる。なぜなら、一つには二刀流を使うこと。二刀流を修める流派は少なく、なかなか学ぶことが難しいが、先祖伝来の流派ならなっとくがいく。もう一つは名字。「神」の字がつくなど明治以前からの名字と考えられる。
 そして、茨城出身となれば、水戸藩。花小路との関り合いは、水戸の脱藩浪士ということにすればスムーズにいく。
 かくて、そのように決めました。

神崎風塵流・飛燕の舞
 すみれが塀を吹き飛ばすのに使った技で、オリジナルの名称。
 柵を壊すには。普段のすみれが使う広範囲への技ではなく、狭い範囲を集中攻撃する技を使うだろうということで、そういう設定の技です。

氷川神社
 おなじみ(^^;
 氷川神社は武蔵国とその周辺にほとんどが集中している関東/東京守護の社。その総元締は大宮の社だが、「帝都」にこだわってみました。
 いや、決して、すみれ=富沢美智恵から連想したわけではない! ないったらない!(笑)

第3話

カンナの女らしい服
 カンナも女なので、買うくらいはしてたが、タンスのこやしになっていたのをひっぱりだしてきたという設定です。

魔霊甲胄「青穢」
 「水の荒波」の乗機。
 魔霊甲胄とはヒルコ側の霊子甲胄と呼べるものだが、桁違いに強力な霊力(妖力)を前提としている設計であり、花組の人間でもこの甲胄を起動させることは難しい。
 神威に搭載されていたものよりも発展した形の霊子核分裂機関を直列二機搭載している。

爆波征天昂
 荒波の使う必殺技。読みは「ばくはせいてんこう」。


第4話

獨逸
 この時期、ドイツは第一次世界大戦で敗北した直後。帝制が崩壊し、ひどいインフレがはじまっていた。

シャトーブリアン夫妻  アイリスの両親。オリジナル設定です。まあ、専用客船はあるわ、お城にすんでるわで、相当の名家であることは間違いないですから、このような設定にしてみました。

後楽園  大正時代には、まだ遊園地ではありませんでした。が、そこはそれ、太正時代ですから(笑)

風組神武整備班長・瀧下良子  オリジナル設定。
 紅蘭1人で神武を整備しているわけもなく、当然、風組があたっている筈です。
 ちなみに、チャットでお会いした某氏の出演ですが、誰だかわかるかな?(笑)

魔霊甲胄「白穢」
 「風の不知火」の乗機。
 各魔霊甲冑は、その基本フレームは同じくするが、乗者に合わせて、大きく装備が異なっている。
 「白穢」の場合は、出力を増大させるとともに軽量化し、敏捷性を重視している。

斬空烈風刃
 不知火の使う必殺技。読みは「ざんくうれっぷうば」。
 いわゆるカマイタチだが、そこに妖子がこめられているため、シルシウス鋼も切り裂くものになっている。


第5話

花やしき支部長代理・弓慶一郎
 これも完全オリジナル設定。
 風組隊長兼任ということで、技術暴走者になってしまいました(笑)。イメージモデルは映画「007シリーズ」のQ。そして、3D−CGやロゴでサクラファンにもおなじみのQさんでもあります(笑)

紅神号
 紅蘭がコツコツと組上げた手作りの航空機。紅豚号の前身にあたる。
 第一次大戦を経て航空機は飛躍的な発展をとげていたが、未だ工業製品というよりも、手工芸品であり、手製の飛行機も(発動機の調達さえできるのならば)まだまだ本格的なものが制作可能であった。

祝11型
 紅蘭が組上げた蒸気霊子併用型発動機。読みは「いわい いちいちがた」。
 まだまだ未熟成だったが、後に併用型機関のスタンダードとなるRI型機関の原形といえる発動機である、という設定。

魔霊甲冑「赤穢」
 「地の陽炎」の乗機。
 パワーを重視した装備になっている。

石龍轟烈火
 陽炎の使う必殺技。読みは「せきりゅうごうれつか」


 ヒルコが使う祭器。
 古代日本にあったという伝説上の霊力をおびた金属、ヒヒイロカネで作られている。
 後に人の手でつくられた「銅鐸」はこの「鐸」を真似て祭器としたものである、という設定になってます。

征邪破正陣
 ヒルコが帝都の結界を破るために用いた術。
 帝都は江戸時代に幕府がおかれるにあたって、神社仏閣により結界が整備された。加えて明冶の遷都により、天皇陛下の移動という日本霊子力学上の一大変化がおきたために、結界は再整備・強化された。それに対し、ヒルコは結界の鍵となっている神社仏閣に『鐸』を埋め込んだ。 これにより、結界に負の力を流し込んで結界を中和するとともに、鐸同士で霊力を結んで黄泉國との「道」、黄泉平泉坂を帝都に開いたのである。

黄泉平泉坂
 読みは「よもつひらさか」。
 黄泉國と現世とを結ぶ「ゲート」の総称であり、決まった場所の地名ではない。


第6話

西戸有留
 オリジナルキャラクター。
 夢組第3班(情報収集担当)の班長という設定。

明石元二郎
 実在の陸軍軍人。
 日露戦争当時、ロシア国内の撹乱を一人で成し遂げた人物で、その働きは一個師団に相当するといわれた。

風土記
 実在の書物。
 奈良時代に、各地の風土、伝説・伝承を記録させて提出させたもの。

い401
 桃が聖なる果実とされているのは事実です。
 が、もちろん、こんな成分はありません(笑)
 ちなみに名前は有名な第二次大戦中の帝國海軍の潜水艦「伊401」からとりました。

ハインリヒ・フォン・マイヤー
 オリジナルキャラクター。
 雪組隊長の設定。
 私が他の小説で使っているキャラクターでもあります。
 彼と雪組の活躍は、近々公開予定!

神田神保町
 実在の地名。
 名前の由来は創作ですが。
 この当時はすでに日本大学などが存在していました。

不義昇臨
 ヒルコの使う必殺技。
 実は「正義降臨」の反対語(?)になっています。

狼虎滅却・一刀両断
 オリジナルの設定。
 大神の剣術は二刀ですが、これは一刀になった時の剣技。大きく振りかぶった大刀を一気に振り下ろすもの、という設定。

崩物滅生
 ヒルコの最終奥義。
 強力だが、著しく妖力を消耗するため、不定形に戻ってからしか使えない、という設定。


第7話

太正帝
 もちろん大正天皇嘉仁陛下がモデル。
 大正天皇は実際に病弱で、大正一〇年から皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)が摂政をつとめ、国事行為を代行していました。

月読命
 古事記に登場する神。
 天照大神、須佐之男命と同時に誕生した、イザナギの三貴士と呼ばれる位の高い神でありながら、他の二神と違い、その後に全く登場することのない謎に包まれた神です。

大禍津日神
 これも古事記に登場する神。
 すいません、語呂だけで採用しました(爆)
 太武臣という役職名は創作で、扶桑における軍事最高責任者ということです

瞑謳流・餓雄骸牙
 大禍の必殺技。
 実は音は「ガオガイガー」からあてています(笑)

パンツァー・シュツルム
 雪組隊長マイヤーの必殺技。
 霊力を短剣に貯めこんだ後、それを相手に着きたてることで、身体の内側に直接、霊力を流し込むという技。

真龍改
 雪組専用霊子甲冑。
 第六話の初陣で使用した『真龍』をさらに改良したもの。
 局地戦用に花組の光武系霊子甲冑よりも機動性にすぐれるものの、軽量・軽装甲・軽武装という設定です。

大真驚陣
 大禍の必殺技その2。
 霊力を地面に潜らせ、目標の下から突き上げるようにして攻撃をしてくる技。

パンツァー・フォー
 直訳すると「装甲、前進」といったところ。
 本来はドイツ軍の装甲部隊指揮官が使った号令です。

狼虎滅却・徹甲抜突
 大神の必殺技のひとつ。
 大刀を突き刺して相手の装甲を突き抜くことを目的とした技。

パンツァー・シュツルム・ウント・ドランク
 雪組版の「真・正義降臨」。
 パンツァーシュツルムで霊力をたくわえる際に、全雪組の霊力を蓄えている。

パンツァー・シュツルム・ウント・ドランク


目次に戻る