真宮寺竜馬
近藤勇
藤堂平助
山南敬助
斎藤 一
松原忠司
大神一彦
伊東甲子太郎
篠原泰之進
坂本龍馬
山崎 烝
土方歳三
− 配給 − (太正蒸熱浪漫)
− 原作・脚本 − (島崎鉄馬の世界)
− 脚本補足 − 佐伯大輔
− 引用 − 司馬遼太郎『燃えよ剣』『新撰組血風録』
− 協 力 − 島崎 鉄馬
− 製作総指揮 − 島崎 鉄馬 |
次 回 予 告
遂に戦いは始まった。
山崎 烝も、井上 源三郎も、吉村 貫一郎も
鳥羽・伏見の戦火の中に消えていく。
竜馬は節義を守り通すため、
寝返った伊勢・藤堂藩の陣へとその姿を消した。
そして戦意を無くした近藤 勇もまた、
下総・流山で一人、投降していく。
冷たい風の吹く流山の荒野には、
近藤を呼ぶ土方 歳三の声がこだましていた。
次回 狼の咆哮
『炎の戦陣・散り逝く狼たち』
燃えよ我が剣、燃えよ我が命!
新撰組隊士録
其の弐参
藤 堂 平 助(1844〜67)
副長助勤・八番隊組長。北辰一刀流を千葉定吉に学ぶ。伊勢藤堂家の落胤を自称していたが、それを証明するものは何も無い。池田屋事件では屋内に斬り込み、1階で奮戦。額を斬られるという重傷を負った。総長の山南敬助を兄のように慕っていたが、彼の切腹で平助の心は次第に新撰組から離れていく。伊東甲子太郎の要請で脱退、御陵衛士となる。慶応三年、油小路での戦いにおいて、永倉新八が逃がそうとしたが、数日前に入隊したばかりの老齢隊士に斬られ、あっけない最期を迎えた。
なお、『燃えよ剣』や『新選組血風録』において、藤堂が土方に斬られるという話は著者である司馬遼太郎氏のアドリブ。本作におけるキャラクターのモチーフは平沢 彰演じる『燃えよ剣』の藤堂平助。個人的に非常に気に入っている隊士である。
架空人物紹介
其の壱
真宮寺 竜 馬
仙台藩家老職・新撰組総長→局長代理・真宮寺家当主。北辰一刀流を千葉周作に学び、免許皆伝となるが、道場を構えず、道場破りに明け暮れる。試衛館で土方歳三に敗れ、試衛館に住み着く。文久三年の浪士隊募集に加盟して京に上る。会津藩主・松平容保に嘆願書を提出するなど、芹沢 鴨と共に新撰組結成に尽力。海仙寺党全滅、池田屋事件、禁門の変などに出動して活躍した。
公式記録には無いが、江戸に降魔が出現した折にはこれを藤堂平助、山崎 烝と共に撃退した。
この物語の主人公。真宮寺さくらの祖父、一馬の父にあたる。『竜馬』の名前は『サクラ大戦前夜』の第三巻による。これによると、桂と結ばれたのは割りと高齢になってからのことだとか。
其の弐
大 神 一 彦
水戸脱藩浪士、奇兵隊隊士。長州派維新志士。二天一流の使い手。大老・井伊直弼を桜田門外において暗殺。以後、長州に身を寄せて高杉晋作の奇兵隊に入隊。しかし、桂小五郎護衛の任務を帯びて上京。任務のため、新撰組の真宮寺竜馬とたびたび刃を交え、竜馬をライバル視するようになる。禁門の変で負傷した後、丹波の山奥に潜伏していた。
坂本龍馬の輸入した人型蒸気に乗り込み、人型蒸気の日本人第一号パイロットとなる。第二次長征をはじめ、戊辰戦争でもこれに乗り込んで戦った。
竜馬のライバル役として登場。大神一郎の祖父にあたる。『一彦』の名前は米田隆雄氏作『新サクラ大戦』による。帝撃設立の功労者・花小路伯爵と知り合い。
其の参
佐 伯 忠 康(通称:音熊)
芸州藩士。神道無念流の使い手。奸臣を斬って上海に逃れていたところ、千歳丸に乗ってやって来た高杉晋作と出会い、帰国する。大神と共に桂小五郎の護衛として上京した。気性が荒く、根っからの主戦主義者である。
海仙寺党事件で坂本龍馬を援護する剣客として登場。『愛の戦士たち』に登場するオリジナルキャラクター、佐伯清志の祖父。
其の肆
真宮寺 桂
竜馬の許嫁、旧姓不詳。許嫁ではあるが、まだ祝言はあげていない。しかし既に真宮寺家に住み着いており、岩井権太郎(後の権爺)ら使用人たちと共に竜馬の留守を守っている。
太正の世でも存命で、『サクラ大戦』に真宮寺さくらの祖母として登場するが、いつも置物のようにじっとしている。しゃべっても権爺と若菜の二人以外は言葉を理解できない。
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