真宮寺竜馬
近藤勇
永倉新八
尾形俊太郎
山南敬介
大神一彦
佐伯音熊
配給
引用 司馬遼太郎『新撰組血風録』司馬同太郎『燃えよ剣』 子母澤寛郎『新撰組始末記』 永倉新八郎『新撰組顛末記』 島田遼魁郎『島田魁日記』 中島遼登郎『覚書』郎郎 浅田次郎郎『壬生義士伝』
製作協力
特別協力
製作総指揮
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次 回 予 告
元冶元年 六月五日。
京の街に祇園祭の祭囃子が聞こえる夜、
新撰組監察、山崎 丞の報告を受けて、
新撰組は京・三条の池田屋に突入する。
剣に生きる男たちの
最も暑い祭りの大喧嘩が、
今、幕を開ける。
次回 狼の咆哮
『祇園囃子・池田屋騒動(後編)』
燃えよ我が剣、燃えよ我が命!
新撰組隊士録
其の拾弐
島 田___魁(1828〜1900)
伍長・諸士取調役兼監察方。美濃大垣藩の出身。江戸で心形刀流を永倉新八と共に学ぶ。新撰組一の怪力を誇り、武装で塀に登れない隊士を軽々と引き上げたり、負傷した者を背負って戦場を駆け巡った。
箱館戦争まで参加し、土方の最期を見届けた。戦争終結後は官軍に捕まるが、後に釈放。「嶋田魁日記」を遺して死亡した。
作品上のモチーフは玉生司郎演じる『新撰組血風録』の島田 魁。巨漢の男が町人の格好をするのはいささか無理があったかと今では反省しています。
其の拾参
伊 東 甲子太郎(1835〜67)
参謀。北辰一刀流と神道無念流の免許皆伝。江戸での隊士募集に応じて、門下生7人を連れて入隊。文武両道に長け、その優れた弁舌で若い隊士達を引き込み、やがて一党を連れて禁裏御陵衛士となって脱退した。しかし、その中に混じっていた斎藤一と近藤・土方の策にはまり、油小路で暗殺された。
作品上のモチーフは外山高士演じる『燃えよ剣』の伊東甲子太郎。とにかく『策士』という感じで書きました。
其の拾肆
篠 原 泰之進(1828〜1911)
副長助勤・諸士取調役兼監察方。伊東甲子太郎と共に入隊。北辰一刀流の達人。油小路で暗殺された伊東の遺体を引き取りに出向いた際、新撰組の待ち伏せに遭う。が、藤堂の機転により、脱出する。
後、薩摩藩の庇護を受け、近藤を狙撃。さらに赤報隊に加わっている。
作品上のモチーフは特になし。強いて言うなら、『燃えよ剣』の篠原泰之進。
其の拾伍
大 石 鍬次郎(1839〜70)
伍長・諸士取調役兼監察方。小野派一刀流の達人で、「人斬り鍬次郎」の異名をとる。新撰組が関わった血生臭い事件にはほとんど登場しており、暗殺が彼の主任務であった。
戊辰戦争でもよく戦ったが、捕えられ、明冶維新を迎えた後、伊東甲子太郎暗殺の嫌疑で処刑された。
作品上のモチーフは無し。