大東亜戦記 前書き

 珍しく前書をかくことにしました。
 というのも、今回の「大東亜戦記」があまりに特殊な小説だからです。

 この小説、年代としては一九四一年、照和十六年から始まります。ですからゲーム「サクラ大戦4」「君あるがため」の続編となります。
 しかし、同時に私が書いた独自のサクラ大戦続編である「太正春夢(当サイト掲載の「新・サクラ大戦」をサクラ大戦2の続編として改稿したもの。同人誌として出版)」の続編でもあります。
 矛盾するところは、ぼかしたり、公式にあわせていますが、のっけから登場する雪組の設定などは、そのあらわれです。

 また、書き始めが「新サクラ大戦」発表以前であるため、完全なパラレルワールドとなっています。
 更に、かつて夢小路白夜さんのが自サイトで掲載していた小説「サクラ神銘記」とはパラレルワールドになります。

 そして、この小説、内容は仮想戦記。
 元花組隊長である大神一郎提督と雪組隊長であるハインリヒ・フォン・マイヤー将軍を軸に花組の子供たちを絡めて話を進めていこうと思っています。
 おそらく、ほとんどのサクラファンにはつまらないものになりそうですが……
 それでも、なんとか、初代華撃團や、新華撃團を出演させたいと考えています。

 というわけで、異色のサクラ小説ですが、お付き合いいただければ幸いです。

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