歌舞伎座、煉瓦亭、カフェーパウリスタ

 まだまだ銀座には聖地がある!
 ということで、次は「歌舞伎座」。

 言わずと知れた歌舞伎専用劇場。
 サクラ大戦4で、帝都に到着した巴里華撃団が見栄を切った場所であり、新サクラ大戦では移動場所として登場しています。新サクラでは、エンディングロールで歌舞伎座の名称が登場すうので、正式に許可をとったようです。
 歌舞伎座は、1889年(明治22年)に開設、1911年(明治44年)に二代目に建て直し。1924年(大正13年)12月に竣工の三代目は途中で震災にもあったりして難産だったようです。戦災にあった後、1950年(昭和25年)12月に四代目が竣工。2013年(平成25年)に現在の五代目となりました。
 五代目はビルと一体化していますが、四代目とほぼ同じ姿をファサードとして再現しています。
 で、四代目・五代目は屋根が左右にひとつずつ、合計2つある形ですが、三代目は真ん中に大屋根もあって、合計3つある形でした。
 サクラ4や新サクラでは、この屋根が3つある形で登場しており、時代考証が正確なことがうかがわれますね。

 続きまして「煉瓦亭」。
 何度か食事したこともあるのに、なぜか写真が発見できなかったので、Googleストリートビューから。
 今度、撮影してきます。

 サクラ大戦2で三人娘とのデートの場として、1でも由里の噂話として名前がでてきます。
 1895年(明治28年)創業の老舗洋食屋で、現在の店舗は、1964年(昭和39年)に建てられたものです。
 今でも人気のあるお店ですので、休日だとなかんか入るのが大変ですが、一度は食べてみたいですよね。

 さて、三本目は「カフェー・パウリスタ」を取り上げましょうか。

 サクラ2で由里の噂話として名前が登場します。また、帝劇スタア(ムック本)でも登場します。藤枝姉妹が待ち合わせしたカフェですね。ちなみにカフェーパウリスタは、カフェータイガーやカフェーライオンと違い純粋な喫茶店だったそうです。
 1911年(明治44年)に開業。その後、店舗を増やしますが、関東大震災で大きな被害をうけ、店舗は全て閉鎖。
 運営母体の法人は存続し、後、日東珈琲株式会社となります。
 1970年(昭和45年)に日東珈琲が店舗経営を再開したのが、現在のカフェーパウリスタとなります。
 なお、現在の店舗は銀座中央通り沿いの銀座六丁目にありますが、元々は銀座七丁目の、現在の丸嘉ビルの位置に店舗があったようです。
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました