第四話「奪回」(その9)

「夜明けだな」

 加山は『隼鷹』の艦橋で明るくなりつつある水平線を見つめていた。

「源田参謀。索敵の準備は?」
「万端だ」

 航空参謀の源田実大佐は力強く答えた。
 自身がパイロットでもあり、後に三四三空司令として辣腕を振るったことでもわかるように、有能だが一癖も二癖もある男だ。
 しかし、この司令部においては

「(大神司令や加山参謀長から)自分の意見がなんでも先回りして提案されてしまったり、より以上のものが出て来たりするのは、頼もしくはあったが、参謀としてのやり甲斐には欠けた」――――『源田実回想禄』

 と戦後に述懐している程で、大神・加山コンビの存在が際立っていた。

「よし。索敵機を発進させろ」

 大神はすぐに発進を命じた。
 重巡『利根』『築摩』から合計一二機の零式水上偵察機がカタパルトから次々と射出されていく。
 そして、空母『隼鷹』『飛鷹』からも二式艦上偵察機三機、九七式艦上攻撃機九機が発進する。
 『隼鷹』『飛鷹』の定数は各四八機。その内訳は戦闘機十二、爆撃機十八、攻撃機十八(隼鷹のみ十五。かわりに偵察機三)だ。そのうちの十二機を偵察に割いているのだから、力の入れ方がわかろうというものである。

「今日は出てきてくれるか?」
「そう焦るなって、大神」

 加山の言う通り、大神は焦っていた。
 ハワイにいる(と思われる)米艦隊の速度からして、とうに索敵圏内に敵が入ってきていい筈なのだ。防御力に比して攻撃力が極端に高い空母を主力とした航空戦の場合、先手必勝。相手を発見できないうちに攻撃されてしまうと、一方的にやられ続けることになってしまう。

(もしかしたら、既に敵艦隊は索敵の網をくぐって近くにいるのではないか?)

 大神はそんな考えを振り払えないでいた。
 彼にとっては珍しい疑心暗鬼と苛立ちである。
 考えてみれば、彼の戦歴のほとんどは防衛戦であった。 
 帝撃時代の戦闘も基本的には敵の動きに対して対応するものであったし、今回の大戦でも戦果をあげてきたとはいえ、全てが攻めてくる敵を迎撃する戦いだった。
 だが、今回の戦いは違う。初めての攻撃戦なのである。
 そのことが無意識のうちに大神に重圧となってのしかかっていたのだ。

「まさかアメリカは別の場所を攻撃する気じゃないだろうな……」
「おいおい。何を言い出すんだ、大神」

 大神の突拍子もない発言に加山は『勘弁してくれ』とでもいいたげに答えた。

「アメさんはマリアナを囮としたってことか。その間にどこかを攻撃するってか。台湾、小笠原、沖縄。いずれにしたって、空襲だけじゃマリアナの対価として大きすぎるし、占領するにしたって、やつらだって馬鹿じゃねぇ。マリアナを失っちまったら、兵站がたもてんだろうさ」

 米軍の一大根拠地であるフィリピンに補給を送りこむには、どうしてもマリアナを抑えておくことが必要となる。大西洋側からのルートは日本の同盟国である英国がシンガポール、バタビヤといった地域を植民地としているためにルートがない。太平洋側も英連邦の一国であるオーストラリアは米国には宣戦布告していないものの、当然ながら英国寄りの姿勢を見せており、ニューギニア方面からの補給は困難であった。
 だから、やつらは必ずくる――それは、日本軍首脳部の共通した見解、というよりも常識である。それなのに

(なぜこない)

 この大神の感じてるプレッシャーには、もう一つ理由があったかもしれない。彼が今回率いている四航戦『隼鷹』『飛鷹』は改装空母で本来の正規空母よりも防御力が低いのだ。先制攻撃をうけたら、まず生き残れない。それだけに先に敵を発見しなくてはいけないという思いが強いのだ。

「長官! 8時の方向、上空に機影!」

 見張員の報告に環境に緊張が走る。

「機種は!」

 叫びながら、大神自身も艦橋の窓に駆け寄り、自らの双眼鏡を手にとった。もちろん、見張員が使っている望遠鏡の方が倍率が高く、大神の双眼鏡ではよく見えないのだが、いてもたってもいられなかったのだ。

「機数1、機種は艦爆のようであります!」

 大神の顔が歪んだ。

「見つかっちまったようだな……」

 加山も苦々しげに言う。
 マリアナの米軍飛行場はサイパンのアスリート飛行場は既に占領していたし、サイパンやグアムの飛行場は艦砲射撃により使用不能としている筈だ。また、それらの島では、周囲の小島などに密かに陸軍が監視員を上陸させている。航空機が離陸するようなことがあれば通報が入るのだが、それもない。
 そして何より、マリアナにいたのは米陸軍航空隊で海軍機はいないのだ。

「長官。ともあれ、撃墜しましょう」

 源田の進言に大神も頷いた。
 もちろん、上空直衛に当たっていた進藤大尉率いる6機の零戦は命令をまつまでもなく敵機への攻撃態勢に入っている。
 日本では偵察は水上機や艦上攻撃機の任務(二式艦偵のような偵察専用機は海軍では異例の機体である)となっている。これは航続力に優れていることと、操縦士以外にも航法士を乗せており操縦と航法を同時に行わなくてはならない単座機に比べれば正確な位置を把握できることによる。
 これに対し米軍は爆撃機を索敵機として用いていた。これは、米軍が有力な艦上攻撃機の開発に失敗したのが最大の原因である。だが、それがゆえに米軍は独自のドクトリンを生み出した。『索敵爆撃』というもので、米軍の爆撃飛行隊は正確には『索敵爆撃隊』と呼ばれている。その戦法は爆撃隊はとりあえず出撃してしまい索敵しながら飛行。敵艦隊を発見次第、そのまま爆撃するというものであった。
 このドクトリンではばらばらの位置にある爆撃隊が五月雨式に順次攻撃するものとなり、戦闘機の護衛も必ずしもつかない。さすがにこの戦法では高度化する航空戦には対応できず、今ではこのドクトリンは放棄されている。
 だが、爆撃機が偵察に出ることは変わっておらず、また、爆弾も抱えたままだ。『あわよくば』というの米軍の考え方なのだろうが、単機の爆撃機に爆撃されるような『隙』ができるわけもない。爆弾を抱えているだけ動きが鈍く不利になるだけだ。
 大神艦隊を発見した米爆撃機――SBDドーントレスも近づいてくる零戦を見るや、爆弾を投棄して逃走に移った。

「遅いな」

 進藤大尉はその動きを緩慢と見た。
 技量低下に悩まされている日本航空隊だが、彼は開戦時には一航戦に所属していたベテラン戦闘機乗りだ。その彼の目には、敵機が逃走にうつる決断をしたのも遅すぎたし、動作自体も遅すぎると映った。
 ドーントレスは機体を傾けて横滑りしながら降下に移っていく。降下で速度を稼いで逃走しようというのだろう。だが、それは進藤の予想通りの行動だ。彼はドーントレスの進路に先回りするように機体を進めていた。ドーントレスはまるで吸いよせられるように進藤の照準環へと移動してくる。
 とはいえ、まだ距離は遠い。進藤は7.7粍機銃を発射した。軽く初速も速い7.7粍は真っ直ぐな弾道でドーントレスに迫る。防弾性能に優れたドーントレスは7.7粍程度の弾では簡単にはおちないのだが、撃たれれば動揺する。ドーントレスは零戦を振り切ろうと左右へ機体を振りながら降下を続ける。

(思う壺だな)

 必死さは伝わるが、理にかなった機動ではない。余裕をもって冷静に機体を操縦する進藤との合間は逆に急速に詰まってくる。

「もらった!」

 充分に間合いを詰めたと見た進藤は、今度は二〇粍機関砲を発射した。
 弾が重く初速も遅い二〇粍は少しでも距離が離れていたり機動中に発射しても、目標まで弾が届かずない、いわゆる『しょんべん弾』になってしまう。零戦の操縦士達は敵機に充分に接近することでそれを補っていた。当たりさえすればただに鉛の塊である7.7粍弾に対して、内部に火薬が充填されている二〇粍の破壊力は圧倒的だ。僅か一秒の射撃でドーントレスは煙を吹いたかと思うと空中爆発してしまった。

「鮮やかなもんだな」

 加山は暗くなったムードを吹き飛ばそうとしてか明るい声で言うが、表情は苦いものを隠せずにいた。

「今のは空母機と見るべきかな」

 大神の問いに源田は頷いた。

「疑う余地はないでしょう。我が艦隊は敵に発見されました。一方的にです」

 源田の言葉はきついものではあったが、現実を冷徹に指摘したものだ。
 大神は苦い表情のまま、艦橋中央の司令官席に戻った。
 そして、厳しい表情で前方を見やったまま、加山に問う。

「索敵機からの報告は?」
「まだありません」

 今ごろ、米軍は攻撃隊を出撃させようとしている筈だ。
 遅くとも数時間後にはこの艦隊に空襲が行われるだろう。
 それまでに敵を発見できるのか、いや、発見できたとしてもギリギリでは出撃が間に合わない。

「どうするんだ、大神?」

 考え込む大神に加山が問いかけるが、大神は無言のままだ。
 まあ、昔から饒舌とはいえない奴だし、考え込むと無口になるのも変わらない。
 加山は大神の思考を助けるため、喋りを続ける。

「定石としては一旦、反転して距離を稼いで敵攻撃圏外に離脱して仕切りなおしってとこか」
「いや、駄目だ」

 聞いていないようで聞いている大神が加山の進言を否定した。

「我が艦隊が離脱できたとしても、島は動くわけにはいけない。上陸部隊が攻撃されるようなことがあったらどうする」

 上陸した部隊は単独では対空力をもたない。まして、制空権を日本側が握っていることを前提に作戦展開している。一度や二度の空襲では壊滅的な損害を負うことはないだろうが、攻略日程の遅延を引き起こすのは明らかだ。そうなると、速度が重視されている今回の作戦では致命的である。

「それに敵の位置もわからないんだ。離脱するといってもどっち側に出ればいいんだ」
「ま、もっともだわな」

 加山も納得してみせた。

「だが、それならどうする。このまま手を何もうたずにいたらやられちまうぞ」
「ああ、わかっている」

 そう言って大神はまた口を閉ざし、考え込んでしまった。
 司令部の面々は大神の次の指示を聞き逃すまいと注目する。
 だが、即断即決をもってなる大神がなかなか決断を下せないでいた。

(敵はどこにいるんだ? 索敵網を潜り抜けたのか? それとも索敵機自体が本当は艦載機ではないのか?)

 答えを見つけられない。
 考えれば考えるほど様々な可能性が考えられ、それを一つに絞り込むことができないのだ。
 だが、早く決めなければ手遅れになってしまう。見るからに大神の苦悩が深くなって行く。
 この感情を表に出しすぎてしまうところは指揮官としての大神の欠点だろう。もっとも、加山あたりに言わすと「そういうところがヤツに部下がついていく秘密だ」ということになるのだが、周囲の幕僚から見ると不安を掻き立てられる。
 特に若い人間――この時は橘周防が不安を掻き立てられた。

「お、お、大神長官。お茶、いや、紅茶をお持ちしましょうか?」

 雰囲気に絶えられなくなった周防は思わず大神に声をかけてしまった。
 作戦行動中に従卒から声をかけることは禁止されている。従卒はあくまで高級士官の私的な部分を補助するための存在で、万が一にも作戦指揮を阻害することがあってはならないからだ。
 周囲の幕僚達、源田らはいうに及ばず、加山すら顔をしかめながら周防を睨んだ。周防もすぐにそれを思い出して、『しまった』という表情をする。
 それまでずっとわき目も振らずにいた大神も振り向いて周防を見た。だが、その表情は意外にも微笑んでいる。

「それじゃあ、紅茶をもらおうかな」
「は、はい!」

 周防はバネにはじかれたかのように艦橋を飛び出していった。
 幕僚達は大神の反応に煙に巻かれたかのように呆気にとられている。

「おい、大神。いくら、周防だからって、甘すぎないか?」

 加山が大神の耳元で囁いた。
 周防は、同じ花組として同じ時間を共有したマリア・タチバナの息子だ。そして、大神にとっても……

「ははは。そうかもしれない」
「そうかもって、大神ぃ……」

 と、周防が帰ってきた。
 手には、およそこの艦橋の光景とはなじまないティーカップがある。

「おっ。わざわざティーカップに入れてきてくれたのか。湯呑でよかったんだがな」

 大神はティーカップを受け取ると一口啜った。
 周防の紅茶の入れ方はすみれ流の入れ方だ。艦内にそんな高級なお茶葉はないから味は落ちるが、帝劇に思いをはせるには十分だ。

(やれやれ。こんな有様をみんなに見られたら何て言われるだろうか)

 特にマリアだったら

「隊長失格です!」

 とでも言うかもしれない。

(ははは。きっとそうだな)

 大神は心の中で笑った。
 周防の存在が、大神に帝劇を思い出させ、そして、自分をも取り戻させたのである。

「加山。攻撃隊を対艦装備で出撃準備だ」
「どうする気だ? 甲板で出撃待機中に攻撃をくらったらひとたまりもないぞ!」

 出撃準備とは、爆弾や魚雷を抱いた機体を飛行甲板上にずらりと並べる形になる。そこに少しでも攻撃があたれば、爆弾や魚雷が次々に遊爆して空母はたちまち撃沈となってしまうだろう。

「いや。準備が完了次第、出撃させるんだ」
「どこへだ? 敵はまだ発見できていないぞ? 索敵機にかけるのか?」
「索敵機には敵は発見できないよ」
「なんだって?」
「索敵機はもう何日も同じ海域を索敵している。索敵機の連中が見落としをするとも思えない」
「なら、敵はどこにいるっていうんだ」
「簡単だ。索敵をしていないところにいるんだ」

 大神は源田に索敵計画が記入された海図を広げさせた。

「我々は米軍が来襲するのをハワイからの最短直線距離である北東を中心にして扇形に二七〇度の索敵計画を立てた。だが、米軍はこの索敵範囲外からきたんだ」
「俺達の裏をかいたっていうわけか」

 そう考えれば、米艦隊が予想襲来日を過ぎてもなかなか姿をあらわさなかったのにも納得できる。

「で、どうする、大神。残った艦攻を索敵に出すか?」
「いや、それでは間に合わない。こちらが攻撃隊を出す前に敵が来てしまう」

 源田が割って入る。
 それに大神も頷いた。

「源田参謀の言うとおりだ。だから、攻撃隊を先に出してしまうんだ」
「え!?」

 加山は面食らったが、さすがに専門家たる源田が結論にたどり着いた。

「索敵爆撃、いや、索敵攻撃といった方がいいですかな」
「その通りです、源田参謀」
「そうか。敵がいる筈の範囲は限られている。攻撃隊を索敵しながら飛行させても、会敵できる可能性は高い」

 ようやくに加山も理解した。

「リスクは大きいですが、成功すれば索敵の遅れを十分に取り戻せます。やる価値はあります」
「心配するな、源田参謀。敵は必ずいる。見つけられる」

 戦場の匂いを感じ取れ。
 座して死を待つより、死中に活を求めろ。

 いずれも亡き米田一基から大神が肌で教わったことだ。
 はじめての攻勢作戦ということにとらわれすぎていた。
 基本はいつでも変わらない。
 それを大神は思い出したのである。

「わかりました。じゃあ、攻撃隊の村田君を呼びましょう。しっかり説明しておいた方がいい」
「よし、そうしてくれ、源田参謀。俺から話す」

「ついに見つけたぞ!」

 索敵機からの『敵艦隊発見』の報に米機動部隊指揮官・ハルゼーは奮い立っていた。
 そして、なお続報は彼を狂喜させる。

「敵艦隊は空母2隻を含みます」
「よし。すぐに攻撃隊を出せ!」

 今回の作戦は、ここまでじっと耐えてきた。

「オーガミも自分がやった手でリベンジされるとは思ってもねぇだろうよ」

 ハルゼーは友軍が叩かれているにもかかわらず、わざと遠回りして、日本機動部隊の背後にまで回り込んだのである。これは、先の硫黄島沖海戦で大神が使った作戦を参考にしている。
 日本機動部隊がいくら綿密に索敵してもハルゼー艦隊を発見できなかったのは、やはり、索敵範囲と全くの逆側から近づいていたためだったのだ。

(これなら勝てるぞ!)

 どうやら日本艦隊はまだこちらを発見できていないようだ(発見されていれば、日本軍索敵機から日本艦隊への打電など“らしい”兆候が見られるものである)。
 索敵機は発見されて撃墜されたようだから、奇襲はかけられないまでも、先制攻撃をかけることはできる。うまくいけば一方的に叩けるかもしれない。

「いけ! Kill JAP! Kill JAP! More Kill JAPS!!」

 野蛮ではあるが、戦場の部下を鼓舞するには最適の性格をしていた。
 ハルゼーは本来の“ブル(雄牛)”と呼ばれる気性を剥き出しに叫んだのである。

<<マリアナ沖海戦 両軍編成>>

●大日本帝國海軍
聯合艦隊司令長官:山本五十六大将(在横須賀鎮守府)
 第三艦隊(司令官:大神一郎中将)
  本隊(大神直率)
   第四航空戦隊(角田覚治少将)
    空母「隼鷹」「飛鷹」
    駆逐艦8隻
  護衛部隊(阿部弘毅少将)
   第三戦隊
    戦艦「金剛」「榛名」
   第八戦隊
    重巡「利根」「筑摩」
   第一〇戦隊
    軽巡2、駆逐艦8隻

 第二艦隊(司令官:三川軍一中将)
  本隊(三川直率)
   第一戦隊
    戦艦「大和」「長門」「陸奥」
   第四戦隊
    重巡「高雄」「愛宕」「摩耶」「鳥海」
   第三水雷戦隊
    軽巡1、駆逐艦8隻
  警戒隊(田中頼三少将)
   第二水雷戦隊
    軽巡1、駆逐艦10隻

 攻略部隊(司令官:近藤信竹中将)
  本隊(近藤直率)
   第五戦隊
    重巡「妙高」「羽黒」「那智」「足柄」
   第四水雷戦隊
    軽巡1、駆逐艦8隻
  護衛隊(栗田健夫少将)
   第七戦隊
    重巡「熊野」「鈴谷」「三隅」「最上」
   第九戦隊
    軽巡2、駆逐艦9隻
   第八駆逐隊
    駆逐艦2隻
   第三〇駆逐隊
    駆逐艦4隻
  他、輸送船20隻(上陸作戦後分離済)

●アメリカ合衆国海軍
太平洋艦隊司令長官:ニミッツ大将(在ハワイ)
 第61任務部隊(ウィリアム・F・ハルゼー中将)
  旧第11任務部隊
   空母「ヨークタウン」
   戦艦「ノースカロライナ」
   重巡「ニューオリンズ」「ミネアポリス」
   軽巡「ジュノー」
   駆逐艦6隻

  旧第18任務部隊(フォレスト・P・シャーマン大佐)
   空母「エセックス」
   戦艦「ワシントン」
   重巡「サンフランシスコ」「ソルトレイクシティ」「ポートランド」
   軽巡「アトランタ」
   駆逐艦5隻

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