ちょっとGoogleストリートビューの張込みをテストしたくて、記事を書いちゃいます。
自前の写真が不足しているところ(特に海外)はこれでまかなおうと思います。
そんなわけで、今回は新サクラ大戦の銀座の聖地その1、です。
まずは「カフェ・ジル・ドレ」。
銀六百貨店の向かいにある西洋風喫茶店ということで、これは現・アバクロンビー&フィッチ 銀座の地点にあった、コロンバン銀座六丁目角店がモデルではないかと思います。
コロンパンは1924年(大正13年)に創業、ショートケーキを考案した店といわれています。
1931年(昭和6年)に銀座六丁目角店を開店。二階建てで、二階には藤田嗣治画伯の天井壁画を6枚飾り、仏蘭西料理も提供したそうです。オシャレスポットでもあり、文人の集うサロンでもありといった感じだったようです。
ただし、劇中での姿は、コロンバン原宿本店サロン(2020年2月閉店)をモチーフにしているような気もします。
(下記リンク先参照)
https://www.shibukei.com/photoflash/10480/
さて、そうなると向かい側にある「GINZA SIX」にも触れておかねばならないでしょう。
ここは間違いなく「銀六百貨店」のモデルのあったところでしょうから。
GINZA SIXは2017年(平成29年)にオープンしましたが、その前身は1924年(大正13年)から2013年(平成25年)まで営業した松坂屋銀座店です。
銀六=銀座六丁目でしょうから、その百貨店といえば松坂屋しかないわけですから。
後年は外壁をかなりリニューアルしていましたが、創業当時の姿が絵はがきに残されています。
なお、調べた限り、屋上遊園地はあったものの観覧車はなかったようです。
ちなみに、他の百貨店などでは屋上観覧車の設置実績はありますが、日本初の屋上観覧車は浅草松屋(ということは浅草駅の屋上ということですが)に一九四八年(昭和二三年)もしくは四九年(昭和二四年)に設置であり、さすがに戦後になるようです。
あともう一つ。
これは聖地というか上海華撃団の帝都出張所である「神龍軒」のモチーフでは?と思っているのが、銀座アスター本店です。
銀座アスター本店は1926年(昭和元年)に開業した中華料理店です。
名称は上海(!)の高級ホテルに由来し、開店当時、中国人シェフと少女の接客係という組み合わせでも人気を得たそうです。なにか妙に符号してませんか?
とはいえ、ゲーム画面のような外見でも、角地でもないので、考えすぎかもしれませんが……。
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