明冶三七年十月、満州。
日露戦争の最中、後備近衛歩兵旅団という弱兵を率いて日本軍の一翼を担う一人の男がいた。
その名は、米田一基少将。
この戦争で、その名声を不動のものとする彼の傍らには、まだ少尉だった真宮寺一馬の姿があった……
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