次回予告

 フィリピンの大地も海も、血を吸うことをやめようとしない。
 互いに夥しい犠牲を重ねつつ、未だ戦い続ける。
 生命線は、海上の支配権。
 それを巡り、海軍部隊同士が激突する。
 だが、傷つきあい、衰えあった両者は、闇の中に交わるしかなかったのである。

 次回、大東亜戦記第六話「咆哮」

 歴史の歯車が回る。

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