パリ北駅
 今回ははじめてのサクラ大戦3=巴里ネタをお送りします。
 「最初」つながりということで、大神が最初に巴里の土を踏んだ場所を選んでみました。

 大神が最初に到着した駅は、サクラ3クリア後のクイズによると、北駅とされる。これは、一般に巴里北駅(Paris-Nord)といわれるGARE DU NORDのことである。
 左の写真は、その駅舎である。
 大変、重厚な建築物であり、フランスの鉄道の歴史を実感させられます。

 なお、巴里のターミナル駅は方面ごとに六駅に別れています。大神の乗っていた列車(OPムービーより)には、「マルセイユ〜パリ」の表記があり、日本から船でマルセイユに着いたことをうかがわせる。が、マルセイユからパリに入る路線は、パリ・リヨン駅(パリ南部の駅)に到着する筈なのだが……。
 もっとも、サクラ世世界ではフランスの歴史もまた、異なっているのかもしれません。

弁天堂  巴里北駅構内。
 劇中のシーンに近いイメージの写真を右に掲載します。駅舎側からホーム先端に向かっての光景になります。
 パリ北駅は、パリから北方へと伸びる路線の始発(終着)駅です。ドーバーを経て英国と直通運転するユーロスターや、フランスが誇るTGVといった最新車両が出入りしていますが、駅の佇まいは昔から変わっていないのかもしれません。

初期配置  上の写真とは反対側(駅舎側)に向けてとった写真。
 巴里北駅は日本では少ない(欧州では多い)本当のターミナル(=終端)駅です。つまり、線路が駅舎に向けて直角に入ってきていていて、一方通行のどんづまりになっているということです。
 ターミナル形式は、日本では上野駅の正面改札前のホームや、高松駅、青森駅などに見られます。なにか独特の雰囲気があり、“旅”のムードを盛り上げてくれると思うのは、私だけでしょうか。

 なお、パリ北駅は、モンマルトルには最も近い駅となります。


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